マイホームを購入しようと思った時に、あんな家に住みたい、こんなエリアに住みたい…色々と夢は膨らむものです。
とはいえ、マイホームを購入するときにはしっかりとした計画が必要です。
頭金や諸費用を支払うための貯蓄、月々に支払える金額と収入のバランスを考慮し、いくらくらいの物件を購入できるのかシュミレーションしましょう。
住宅購入費用の資金計画についてお話しします。
住宅購入費用の資金計画①予算の立て方
住宅購入の資金計画をたてる上で重要なのは、月々に支払うのは住宅ローンの返済だけではないということです。
マンションであれば管理費や修繕積立金などが掛かってきますし、固定資産税も毎年支払わなくてはなりません。
戸建ての場合は管理費や修繕費はありませんが、数年ごとにメンテナンスなどを行うための費用が必要になります。
住居に充てる費用の目安は、今現在支払っている家賃と同程度で考えるか、手取り年収の30%以内に収めるというのが一般的です。
住宅購入費用の資金計画②頭金などの支払いタイミング
住宅購入時には頭金だけでなく、印紙代や登記費用、事務手数料、火災保険などが、大体物件価格の3~6%程度かかります。
たとえば、3000万円の物件であれば90万~180万円ほどです。
そして一般的に頭金は物件金額の20%、例えば3000万円の物件であれば600万円の頭金を諸費用と別に用意できると理想的です。
それぞれの費用は何度かのタイミングで支払うことになります。
・売買契約時の支払い
最初は売買契約時に、手付金と印紙代を支払います。
手付金は大体物件金額の10%程度で、後に払う他の諸費用や頭金に充当されます。
・売買契約後~引き渡し時の支払い
次に住宅ローン契約時に払う印紙代と引渡し直前から引き渡し時に掛けて支払う物件の残金決済と各種事務手数料や火災保険、登記費用です。
マンションの場合は修繕積立金や管理準備金の支払いがある場合もあります。
・引越し後の支払い
引き渡し後は入居のための引っ越し費用、家具や電化製品の購入費、暫くすると不動産取得税の支払い請求がきます。
毎年支払うのが固定資産税と都市計画税で、これは一括支払いか年4回に分けての支払いとなります。
この他に住宅ローンの支払い、管理費、修繕積立金を毎月支払うことになります。
まとめ
いかがでしたか?
住宅購入を検討しているのであれば、現在の住居費や手取り年収の30%以内の金額を目安にして、資金計画を立てることをおすすめします。
また、売買契約時・売買契約後~引き渡し時・引越し後など、支払いのタイミングは複数回ありますので、その時になって慌てないよう、費用はあらかじめ用意しておきましょう。