新潟県は屋根雪対策条例があるほど雪深く、世界的にみても積雪量が高い地域ですが、新潟市の積雪はそうでもありません。
新潟県と新潟市の積雪情報と屋根雪対策条例についてご紹介します。
新潟市での暮らしを検討中の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
新潟県新潟市の積雪は屋根雪対策条例があるほど?新潟は世界有数の豪雪地帯
新潟県は世界有数の豪雪地帯で、屋根雪対策条例を施行しているほどです。
豪雪による死傷者の約8割が除雪作業中の事故が起因となっており、平成22年度の集計では約280人もの方が雪下ろしなどで亡くなっています。
このような新潟県の気候背景により、屋根雪対策条例が平成24年10月に全国初として制定されました。
世界各都市と比較した気象庁・気象統計情報による年平均降雪量では、新潟県はトップ10に津南と守門の2地域がランクインするほどです。
そもそも日本が世界的にみて豪雪国なので、新潟県のみならず、日本の多くのエリアが上位に入る結果となっています。
日本で雪深いイメージの北陸に位置する県であれば、新潟は世界有数の豪雪地帯であることにうなずけるでしょう。
新潟県新潟市の積雪は屋根雪対策条例があるほど?新潟市内の積雪量は?
新潟県新潟市の積雪は、屋根雪対策条例があるほどに雪が降るのでしょうか?
新潟市内の積雪量がどうなっているのか見ていきましょう。
新潟県は特別豪雪地帯に指定されているエリアがたくさんありますが、新潟市は一つランクの低い豪雪地帯に指定されています。
気象庁・気象統計情報によると、新潟市の年間平均降雪量は217cmで、上位の1,000cmを越えるエリアと比べると穏やかです。
新潟県全域が豪雪地帯に指定されていますが、大雪が積もるのは内陸部になります。
気象庁の月別の降雪量(2013-2014年)をみてみると、最も降雪量の多い1月の新潟市の数値は東京と変わらない数値となっています。
一方で、妙高では300cmを越え、長岡では200cmに近い積雪です。
同じ新潟でもエリアによって積雪の状態が異なることを覚えておきましょう。
市内であれば、公的な除雪作業の速さにも期待できるので、たとえ雪が積もっても、外出が困難になるような事態は起こりにくいです。
また、屋根雪対策条例により新潟では雪に強い家づくりや雪下ろしへのサポートが整っているので安心ですよ。
まとめ
新潟は世界有数の豪雪地帯ですが、新潟市内の積雪量はおおむね東京都と変わりません。
豪雪地帯に指定されていますが、雪が降ってもちらほらのケースが多く、新潟市の積雪は数えられる日数程度です。
雪と上手に付き合っていく条例も整っているので、県外からの流入でも安心して市内で暮らせるでしょう。
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