「土地の購入を検討しているが高い」「少しの期間だけ必要」など、土地に関する悩みはさまざまでしょう。
しかし、定期借地権は、一定期間のみ土地を貸し借りできる権利で、先述した悩みを解決したい方におすすめです。
そこで今回は、定期借地権とはなにか、定期借地権の種類やメリット・デメリットについて解説します。
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定期借地権とは
定期借地権とは、土地所有者が一定期間土地を貸し出す権利で、契約期間は種類によって異なります。
契約期間終了後は、借地人は更地で返還する必要がある可能性が高いです。
以前は契約が自動的に更新されるという問題が生じていましたが、定期借地権制度を設けたことによりその問題は解決されました。
そして、定期借地権の費用目安は、土地の固定資産税評価額の5~8%程度です。
200平米で年間80万円程度が全国目安とされているため、これを参考に予算を考えるのもいいかもしれませんね。
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定期借地権の種類と契約期間
定期借地権には、いくつかの種類と契約期間があるので解説します。
まず、定期借地権の種類には「一般定期借地権」「建物譲渡特約付借地権」「事業用定期借地権」があります。
一般定期借地権の契約期間は、50年以上で、利用目的に制限はありませんが、契約終了時は更地にする必要があるので注意が必要です。
契約契約期間が終了すると一般的に更新することはできませんが、新たに契約を結びなおすことはできます。
次に、建物譲渡特約付借地権の契約期間は30年以上で、一般定期借地権と同様に利用目的に制限はありません。
なお、30年超えた時点で譲渡を特約する必要があり、契約終了後は地主が建物を買取ます。
最後に、事業用定期借地権の契約期間は10年以上50年未満で、利用目的は事業用で、契約終了後は更地で返還する必要があります。
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定期借地権のメリット・デメリット
一般定期借地権のメリットは、利用目的に左右されない点です。
借地人が自由に建物を建てることができるだけではなく、貸地人はそれによって固定資産税の節税が期待できます。
デメリットは、契約が更新できない点で、先述したように新たに契約を結ぶ必要があります。
建物譲渡特約付借地のメリットは、建物を買い取ることができる点です。
買い取った建物は、賃貸物件として貸し出すことで、安定した収益を得られるでしょう。
しかし、必ずしも状態の良い建物を買い取れるわけではなく、場合によっては価値のない建物を買い取ることになります。
事業用定期借地権のメリットは、短期的な土地の活用ができますが、利用目的が事業用と定められています。
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まとめ
定期借地権とは、土地所有者が一定期間土地を貸し出す権利で、一般定期借地権、建物譲渡特約付借地権、事業用定期借地権の3種類あります。
一般定期借地権は、利用目的に制限がなく、貸地人もそれによって固定資産税の節税が期待できます。
建物譲渡特約付借地権は貸地人が土地を買い取ることができ、事業用定期借地権は短期的な土地の活用が可能です。
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